先日、インテリアスタイリストのMさんから声をかけていただいて、カレンダー撮影のお手伝いをしてきました。クリスマスシーズンのリースを掛けるのでなにか表情のある壁を、ということで、カバードインペイントのASPRISO LIMEWASHが採用されました。色は写真のような鮮やかで軽やかなグリーン。
ASPRISO(アスプリッソ)は、石灰(ライム)を使ったライムペイントで、ご覧のように1色で塗ってもモヤモヤっとした自然なムラ感(これをブルーミングといいます)が出て、色によってはクラシカルにもポップな感じにもなる、楽しいペイントです。
ライムペイントやライムウォッシュ、というのは古くからヨーロッパで使われていたもので、外では現在でも数社作っているメーカーがあるのですが、この写真のように柔らかいブルーミングを出すのには、かなりのテクニックが必要なのです。
それに、ライムペイントの特性で、水が掛かるとその部分だけシミが残ったり、逆に表面が粉っぽくなったりということもあって、決して使い易いモノではないのですが、、、カバードインペイントのアスプリッソは、伝統的なペイントの良さを活かしながらも、近代的に改良されているので前述のような問題も解消されて、なにより、ちょっとしたコツを掴めば、それほど神経を使わなくても写真のようなナチュラルな仕上りが期待できるんです。
さて、カレンダーになってもこのナチュラル感がうまく表現されているのか、、楽しみです。
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