今年一年の締めくくり仕事。

表参道のインテリアショップ「wise・wise」で壁の塗替え。



今回は、スタッフの方が塗るのをサポートするカタチでの塗替えとなりました。
ブラシの使い方や、今回使用したカバードインペイント「ストーンファイン」の特徴などをレクチャー、難しい所は任せていただいて、基本的にはスタッフの方々で塗り進めていただきました。



キレイに仕上りました！
グラスやボトルのうすい影が壁に映って良い感じです。照明や光の当たり方で陰影を醸し出すストーンファインの、季節や時間帯で違った表情を見せてくれる壁面を楽しんでいただければと思います。



やや低めのオフィス天井部分も、モルタル色から白に変更。
明るくなった！と喜んでいただけました。

日頃より一般住宅のほか、今回のような店舗などで「自分達で塗りたい！」という方に向けてサポートサービスを行っています。知識的なこと技術的なことをサポートする事で完成度がグッと上がるほか、スタッフの方の手でペイントすることで、メンテナンスも出来るようになるし、さらにショップへの愛着も高まると思います。

今日アメリカから届いた荷物、ディスクグラインダー。



グラインダーに立て掛けてあるブレードが、日本でも一般的に使われる通常のサイズです。
装着してあるのは、それよりググッと小さな２インチブレード。
これをスクエアミーターでは何に使うかと言うと、、、



このようにコンクリートやモルタルの床、何色かで塗り分けたりするときに、ディスクグラインダーで浅く溝を付けてキレイな塗り分けのラインを作るのです。
写真では、大きな直線と曲線の構成ですが、もう少し込み入った図案を描き込む場合、この２インチブレードが活躍することになります。

断熱パウダーを水性アクリルエマルション塗料に混入。
塗ってみました。

まだ、全体が完成した訳ではないのですが、、、、

躯体コンクリート、塗った所と塗っていない所の、温度の違いは歴然でした。。。

これは効果あり！と期待しつつ、部屋として完成したときの効果の程は、後日またご紹介したいと思います。

古いビルのリノベーションで、今回、ペイントで室内の断熱を行うことになりました。現在、コンクリートで天井も高く広い空間は、とても寒いのです。

こういった機能性塗装を行う場合、これまで色やデザインは二の次とされることが多かったし、断熱塗料も色々ありますが、色の選択肢が少なかったり濃い色はできなかったり、、と意匠的な制限が多いのが常でした。

今回初めて使用するのは、断熱塗料の主成分を粉体パッケージにしたもので、ウレタンやグラスウールと比べて、断熱、防音、耐久性能に優れ、仮に火災や産廃処分に至っても全く有害性を伴わない環境に優しい素材だそうで、期待大、です。

使ってみてその効果に満足できれば、これを水性ペイントに混入して使用できるので、デザイン性を損なわず同時に断熱も出来るのでは！と本当に期待大なのであります。室内がカッコ良くなって快適にもなれば、お客さんが喜んでくれること間違いなしです。

後日、結果報告したいと思います。

日本大通り、だいぶ色付いてきました。。

先日納品した家具。デザイナー氏が写真を送ってくれました。
高級感を狙うと工業製品のようなピチッとした仕上りになりがちですが、高級感と味わいを兼ね備えてなかなか良い雰囲気です。