東京・世田谷、三宿に完成した賃貸マンション。
今回、エントランス部分の仕上げをお手伝いさせていただきました。



変形の奥まった地形をうまく活かした、ちょっと変わったお洒落な感じのマンションになりました。
部屋も、メゾネット（入口が上階で下階にもう一部屋）あり、広ーいウッドデッキあり、工夫を凝らした使い易そうな部屋ばかり。何部屋かは、ホントに住みたい、と思いました！
廊下や共有部分もホテルのような雰囲気で、ちょっと賃貸マンションとは思えないのでした。

そして、家に帰ってきた人がふんわりとした気持ちになれるような、リゾートのようなエントランスを！というお題のもと、落ち着きがありながらも、素材感で日常から離れた雰囲気を出すべく提案を。

今回、天井・壁面ともカバードインペイントのSTONE COARSE（ストーンコース）、色は「RESOLUTE」を基調に。ダイナミックな陰影を描き、プラスターボード下地とは思えないほどの重厚感が出ました。近くで見ると、こんなにザラザラですが、カバードインペイントSTONEシリーズのグラススフィア効果で、見た目よりも引っ掛りが少ない表面になっています。



そして奥の面は、色調は変えずに違った素材感を。カバードインペイントのMETALESSENCE FINE（メタレッスン ファイン）を縦のストローク塗りました。近くで見ると、、弱い光源ながら角度によって品良くキラめきます。



そして今回は「重厚感のある木製扉に合う手すりがないかな〜」という相談を受け、横浜・元町にあるクロコアートファクトリーをご紹介しました。扉にピッタリのハンドルが出来上がり、いい雰囲気がでました。



全てが、ヘリンボーン貼りのダークブラウンの床と合って、いろんな素材感がうまく融合して、調和のとれた良い空間になりました。